越後妻有トリエンナーレ大祭01

2006年08月25日

詰め込んで満喫しすぎて疲れちゃいました。
もう鳥肌立ちっぱなし、感動しっぱなし、驚きっぱなし。
ほんと行って良かった。

多摩美の同窓会
今回は多摩美の同級生だった友達2人と一緒の旅。
当初は5人だったが、みんな予定があわず、、、。
朝6時に柏で待ち合わせ。
免許をとったばかりだという取手の友達の軽で行くのだ。
軽はキャロル。とっても小さい。車の運転は大分慣れたから私が…と思ってたけど、
前日にマニュアル車だということが発覚して青ざめた。
一応MTで免許は取った。けれど教習車意外でマニュアル車を運転したことがない。苦笑
ということで柏から関越練馬を目指し取り立てほやほやの「赤沢ちゃん」にドライバーになってもらう。
しかーし渋滞で外環に入れない。遠回りして3時間かかってようやく練馬到着。
もう一人の友達「もえちゃん」と合流。なんと3時間も待たせてしまったー。

ごはんがおいしい妻有
関越道は順調そのもの。1時には新潟六日町に到着。そこから十日町へ。
まずは狙っていた天丼屋「志天」へ。十日町駅の目の前にあります。
天丼がおいしいです。実はここ十日町市は山間だけど新潟の海もあるので山の幸・海の幸が豊富。米もおいしいときたもんだ。

最後なの?
おなかも一杯になったところで十日町のキナーレでパスポートをもらう。このパスポートはスタンプラリーになってるんだけど、その数なんと360!360個の作品があるのだ。
これはすべてが今回のトリエンナーレで作成されたものではなく第一回目の2000年から固定で常設されている作品を含めての360個。2000年、2003年、2006年…
これからずっと続いていったらどうなるんだろう〜。ふと表題に目をやると「大祭」とある。「大祭」その意味は、最後ということだ。
2000年に行政の支援を受けるにあたって、3回ということが条件だったらしい。
3回でほんとに終わっちゃうの?ってみんなが疑問に思うくらいにだんだんと充実したイベントになってるのにもったいない。

最初の作品へ
十日町市外から車を走らせる。山道に入るとすぐに最初の作品。
車からおりて矢印の示す作品のある方向へ歩いていると、初老の夫婦が同じようにその作品に向かっていた。
「こんにちは、暑いですねぇ〜」と声をかけると「どこからお越しになったの?」とおばあちゃんが聞いてくれた。
その初老の夫婦は地元に住んでいて休みにトリエンナーレを回っているらしい。
「休みにゆっくり回れていいですねぇ」とうらやましがったら、
「一生懸命いままで働いてきたんだから楽しませてよぉ」と自慢されてしまった。
この夫婦にちょっといろいろ聞いてみた。
新潟の大震災のこと、ここは小千谷の隣町なのだ。でもそんなに大きな被害はなかったらしい。
そして当初のトリエンナーレのこと。やっぱりだんだんトリエンナーレも成長してきて、回を重ねるにつれ楽しくなってきているとのこと。
いろいろ聞いていると「ここに来なさいよ」と移住を勧められる。ん〜、楽しそうだ。
さて、作品。

250101SpiralWorks.JPG

▲戸高千世子 (日本)Chiyoko Todaka
山中堤 スパイラル・ワーク Yamanaka Zutsumi-Spiral Works(作品番号:9)
"雨や雪代水を集め、棚田を潤す溜池。その溜池にパネルを浮かべ、陶とガラスによる壺の「花」を約200個咲かせる。土からうまれるやきものと作物。山道を歩いて目の前に広がる光景、その静かな時間。"

250102SpiralWorks.JPG水辺にたたずむ白いサギのような姿。
サギの上のにはガラスでできた水のよな溜まり。
水に浮かぶパネルは風で動く。気持ちよい作品だ。
ちょうど作家さんもいらっしゃって解説を聞けた。(一番左の女性)
作家と見る側が近いのもこのトリエンナーレの良さだと思う。


炭化
さて、今回の同行人の紹介。
2502moe&aka.JPG右がもえちゃん、絵本作家を目指して修行中。子供の行動を学ぶため、保育園に勉強に行っているらしい。
左が赤沢ちゃん、もと「あずみ」の制作アシスタント、現在漫画家デビューを目指して奮闘中。


さて次の作品。ぼろぼろで良い雰囲気の空屋におかれた作品。
丹念に描かれた日本画の蓮。周りには蓮がちらばっている。裏側には枯れたあとの蓮の絵。
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▲松岡真澄(日本)Masumi Matsuoka
蓮渡り-逸楽郷へlotus land(作品番号:10)
"照りつける夏の陽光のもと、蓮の大輪が咲き匂う。秋、ハチスが落ちて立ち枯れた蓮池は、寂しさをもたらす。表裏二面に描かれた六面半双の屏風が、ハチスの敷き詰められた池の上に浮かび上がる。"


2Fにあがると見たかった作品が。
彫刻によって面白い形になった木を炭化させてもの。重厚感とともに、面白い質感を醸し出している。この近くに炭化する工場があって800度の高温で一気に炭化するらしい。
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▲山本浩二(日本)Koji Yamamoto
フロギストンPHOLOGISTON(作品番号:11)
"ブナ、ミズナラ、トチ、イタヤカエデ、ケヤキ、クリ……。越後妻有の山や里を象徴する約30種の樹木を焼成し、炭化させる。炭と灰になった樹木は、新たな美しさを獲得する。その肌合いや風合い。"

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2Fの窓から外に広がるのは田園風景。黒い陰と田んぼの緑のコントラストがすてき。
階段を降りるところには地元の子供たちが描いた絵が貼られていた。



ここは南米?
太陽が近くて暑い。そんな光景が目の前に。土を掘って作られた作品だ。
中に入ってみると確かに大地を掘られて作ってあって、ここから私たちは生まれて排出され育てられているのかな…などと考えてしまう。
陰の黒さと土の色が強さを感じるなぁ。
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▲古郡弘(日本)Hiroshi Furugori
胞衣 − みしゃぐちThe placenta-Misyaguchi(作品番号:12)
"3回目の参加となる。特に下条の住民と共同で田の土でつくりあげた土の家、2003年の「盆景-U」は感動を呼んだ。今回も、土地の力を持ち上げ、過去から未来をつくるような空間をめざす。"

空家プロジェクト
この土地は過疎が進み、また高齢化により空家が増えているのです。
それに輪をかけて新潟の震災で空屋が廃屋になりつつあります。
そんな状況の中、今回のトリエンナーレでは空家を再生しようというプロジェクト生まれました。
これがかなりおもしろい!大胆なことやってしまうアーティストだからこその発想。
それに加えて地元の大工さんの技術的協力。
新しい命を与えられた家が沢山ありました。
その最初の空家。
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家の玄関はあけっぴろげ、そこにはすてきなかまどが! つられて入っていきます。
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かわいいー、すばらしいぃー。こんなの見たかったんだよぉ。
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かまどの脇には台所があり、この土地のおばさま達がちゃきちゃき働いてます。
忙しそうだけど、半分は井戸端会議に忙しいみたいです。笑

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2Fに上がるとそれぞれ小さな部屋に陶器が展示されています。
金箔の部屋、白い陶器の部屋、けっこう斬新な陶器達。

2504akiya16.jpg2504akiya15.jpgお風呂も!おしゃれ。陶器の床になっています。色の変化が美しいっす。

ここは喫茶になっていて、お食事もできるし、甘味もいただけます。すべておばちゃん達の手作り!おいしいもんばっかり。
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ということで、手作りアイスクリームとコーヒーゼリーなどをいただきました。
食器はここで展示されている作家さんのもの。スプーンも漆塗りでできてて舌触りがいい。
アイスクリームは生クリームの味が濃く、ほんとおいしかった!

さて、他にも色々と作品をみて、本日の宿泊「光の館」へgo!
by yumuy at 00:00 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | arte | *
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