お星様をとる

2006年09月13日

さてトリエンナーレのつづき。

ボルタンスキー

松之山地区にやってきました。
みんながみたがっていたボルタンスキーの作品がある廃校に行きます。
日曜美術館でも紹介されていたので、なんとなくはわかっていたし、そんなに感動はしないだろうなぁーとも期待してなかったんだけど…
大間違い。
やっぱり体験してみないとこの感動っていうのはわからない。

▼クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン(フランス)Christian Boltanski+Jean Kalman
最後の教室The Last Class(作品番号:329)
ボルタンスキーは第1回から人間の不在をテーマにして作品をつくってきた。2003年に展示を行った廃校が今回から内容も深化し、美術館として登場する。そこでは時間と記憶が形象化される。

2612Boltan01.jpg真っ暗でわからないと思いますが、体育館が入り口となっています。
藁がしきつめられ、天井から薄暗い電球がつり下がり、何十台とある扇風機でゆらゆらしています。
壁にはプロジェクターでザラザラした画面が映されています。
電球はここの小学校に通っていた人々の魂。プロジェクターの画像はこの地区の豪雪。


2612Boltan02.jpgボルタンスキーは人のいなくなった廃校に人の気配を感じさせるアートを作りだします。
今回はこの作家とともに照明演出を手がける作家さんも協力。
長い廊下は怖い空間になってます。ほんと映画みたい。こういう空間は映画ではよく出るけど、その空間に身を置くってことは今までになかったから良い経験でした。


2612Boltan03.jpg暗い廊下にやはり電球がともされています。他にも色々な部屋がありました。
画像で見るかぎり暗くて寒そうですが、閉めきった廃校は暑い!


2612Boltan04.jpg最後の部屋は白一色。これは雪に埋もれた魂みたいです。


2612Boltan05.jpgこういう異次元空間を出ると、田舎にいる現実に引き戻されて、なんだかホッとします。
スタッフのTシャツがかわいかった!



大地のブランコ
中里ではブランコがあちこちに設置されていました。
2613swing01.jpg

▲半田真規(日本)Masanori Handa
ブランコはブランコでなくThis is not a swing(作品番号:180)
竹のブランコを11の集落に15基点在させる。このブランコは集落の大きさや磁力をはかるメジャー、ランドマークであり、その空間は風景と対峙する場となる。協賛 東京製鋼繊維ロープ株式会社
2613swing02.jpg 2613swing03.jpg 2613swing04.jpg

竹でできたぶらんこはしなるから勢いがでそうなんだけど、実際はその逆。
反動が反作用?なんだか、こいでもこいでも力を大地にとられちゃうかんじ。


川で遊ぶ
2614river01.jpg2614river02.jpg
次の作品を探していると川沿いにでました。
気持ちよさそうだったのでちょっと休憩。ちめたくてきもちいいー。


ぐるぐる
その探していた作品。
大地のぐるぐる。藁でできた秘密基地。
2615Cicle01.jpg
▲芝裕子(日本)Yuko Shiba
大地のグルグルCicle of the Earth(作品番号:172)
土地の恵みとしての稲作。その藁を祝祭のアートとして設置する。刈り取りから制作までをその地で生まれ育った人たちと行なうことは大地と地域を全身全霊で感ずるセレモニーになるだろう。

さぁぐるぐるしてみましょう。
2615Cicle02.jpg2615Cicle03.jpg2615Cicle04.jpg2615Cicle05.jpg
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星を採る
メインイベント!星を採ります!
食事をして夜になるのを待ちます。
くらーい夜道、もっとくらーい山奥へと車を走らせます。
途中数台のタクシーとデッドヒート。
大人気の作品なので、行列が予想されます。
でもこんな夜の山奥に車が行き交うとは、めったにないですね。

▼木村崇人(日本)Takahito Kimura
星の木もれ陽プロジェクト(作品番号:174)
夜空に星型の人工太陽を空高く浮かべ、普段は円く見えるこもれびを星の形に変える。星型のこもれびに溢れた森の中を散歩すると、普段は気付いていない地球の神秘を全身で感じることができる。

到着すると、にぎわってました。
虫取り網に白い紙がはってあるものを渡される。
なかでも私は一番でっかい網を渡された。これは虫採りではなく魚採りの…
さて採るぞ〜!!
2616star01.jpg

星が採れるという森の中に入っていきます。
小道ができていて、ろうそくの明かりが案内をしてくれてます。
そして木漏れ日を拾うんです。
よく星が採れるポイントにくると作家さんが説明をしてくれました。
ん?これか?、これかも。おぉ!星だ!!
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2616star07.jpg木漏れ日がなぜ星型なのかというと、答えは人工星太陽。
森の上で輝いてます。これが星形なんです。


2616star08.jpg老若男女、すべての人が楽しんで星を採ってました。
毎日やればいいのに。。。これは土日の夜限定のアート作品。
でっかいクレーンやら電気が必要で、予算の関係上、土日の2回しか開催できないんだって。
星いっぱい採って幸せー。


ここで、もえちゃんとはお別れ。
湯沢の駅まで送りました。
私たち2人は松之山温泉に向かいます。
その帰り道、夏祭りがやっていたらしく、目の前でどーん!と玉のような花火が打ち上げられてました。
すっごい大きかった。山間の花火もいいもんですねぇ。あぁ贅沢。
by yumuy at 00:59 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | arte | *
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