上手くなりたいというレールの上に選手権がある。
私のトライアルに何が足りないか明確にしてくれる。
結果があきらかだ。
だから今年からNAを目指す。
大会は正直言って楽しく無い、いばらの道かもいれないけど、厳しい分、自分への肥やしになる。
今年の第1戦はもてぎ。
去年は寄で、手首を怪我をしてその後4月まで乗れなかった。。。
出場経験は…
2015関トラ#2もてぎ
2015県大会#2嵐山
2016関トラ#1寄
2016関トラ#fin真壁
これしか出たこと無いけど、大会は超絶つまんない。
sectionは2Lapで二回しか入れないし、
土曜に下見すると2日間乗れないし、
日曜乗っても9時〜14時、5時間しか乗れないし。
終わってもみんなすぐ帰っちゃうし。
みんな話してくれないし。
超孤独…。。。
さらに、いっつもポイントがギリギリ取れない16〜18位を迷走。
NBsectionは関トラより県大会の方が難しい。
関トラはIB、NAを基準に作って、それより優しくしたのがNBだからだ。
県大会は、NBを基準に作ってくるから難しい。
NAにあがるには60ポイント以上とらないといけない。
初戦にポイントが取れるか否かで、次戦に挑む価値があるのかないのか判断基準になるから、
初戦はみんな参加する。
そんな初戦のもてぎ。
ここは土系のセクションで危険はない。
見た目もそんなに怖く無い。
できなくはないけれど、雨がふるとやばいヌチャヌチャになり、予想できない滑りが入る。
でも今回は晴れ。
土曜に白井で練習して、午後はもてぎで下見。
白井の練習はがっつりできず、。なんだかなー…で終わっちゃったけど、
水曜日にいわした膝の怪我の具合をみられたからよかった。
トライアルする分にはなんとも無い状態にまでなった。
(3日間は膝曲げると痛かったからヒヤヒヤしてた)
下見も学さんが同伴してくれて、洗車整備も頌太くんが家でやってくれてて、すっごいお姫様待遇…。。。
1年前のsugoで頌太君を見て、綺麗に乗る選手だなと思ってから、白井スクールで出会って、パパと繋がって、ここまで仲良くしてもらって、かまってもらって、あー、、、なんてラッキーなんだろう…私。
土曜の午後の下見は15:00in。1時間で回れるかなと思ったけど、全て見られた。
下見が荒いと言われ、見方を教えてもらう。
でもやっぱり荒い。。。
ビデオを撮っておく。
ビデオだけじゃまったくわからないけど、記憶の引き出しのキーになる。これはとても有効だった。
夜見返して寝ると、当日覚えてた。重要なポイントを見てセクションインをすることができた。
言葉や絵にすると一瞬で把握できるけれど、事実とは違う絵なので、それ以上の気づきはない。
ビデオは見返すのに時間はかかるけど、リアルな事実なので、思い出しやすいんだ。
そして学さんからフォームの指摘もビデオで受ける。
自分だけで見ててもわからなかった‥
何回も説明してもらってわかった。。。
あー。。。
わかったら実践だ。がんばろ。それがこれからの楽しみ。
当日。
5:30起床
6:30出発
朝ごはんは頌太君にならってお餅。きな粉餅♪
ゆきこママの愛情たっぷりなおにぎりもお昼ご飯として持って出発。
7:00着
用意する。ガソリン、空気圧、バック(水、携帯工具、タイラップ)
ウェアに着替え。
7:30車検
ここでMFJライセンスカード忘れて戻る。
8:45
ライダーズミーティング
ストラップくれたー
こういうのすんごくありがたい。

俺のくみたーん❤︎登場

わざわざ応援に来てくれた。
しかもずっとずっと私についてくれて、学さんとすんごくサポートしてくれた。
この二人、最強。。。
学さんはライディングについていつも気にしてくれて、質問にも答えてくれる
それがちょっと背伸びしたことだったりして、ひっぱってくれる。
本当はできなさそうでも、「それくらいできるだろ」と。
あまーい言葉はこそばゆく、私にはこれが心地よく奮い起つ。
途中空気圧をチェックしてくれたり、IAライダーのマインダーの気の使いようが勉強になる。
くみちゃんも野崎さんの水持ちをしてた経験からか、すごいサポート力だった。
水分補給のタイミングを見計らって水を差し出してくれる。
緊張して飲まずにいると「少しでも飲んだ方がいい」と諭してくれる。
途中でライディングのチェックもしてくれる。
「体が前に入ってた」「アクセルが足りない」
ただ単に「よかったよ〜」といううわべじゃない、今の状況を客観的に伝えてくれるということは今の自分に立ち返って修正しやすい。
secの長蛇の列。待っている間で体が冷えてしまうからと、ペラジャンを差し出してくれた。
え”〜NBでそこまで〜?とも思ったけど正解。
日陰で止まると寒い中で体が硬直したのか、失敗するライダーがいっぱいいた中、私はそれまでと変わらないライディングができた。
何より、今までつまんなかった時間を楽しく過ごさせてくれた。
そして中山さん親子の応援。1Lap目ずっと見ててくれてた。
私のライディングを息子さんはどう感じたのかな…来年はライバルで、その先は有望だ。
その一つの糧になってくれたら嬉しいな〜。

さらにセクションのオブザーバー。
牛さんや三上さん、松本くん。
状況を確認させてもらって、ラインを教えてもらった。
7secのヒルクライムは、最初遠回りしようとしてたけど、
三上さんのアドバイスで直登成功。
2lapとも0で抜けられた。
結果(NB全ての結果PDFはこちら)2017kantora#1result@motegi.pdf
1Lap
sec 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
0 0 2 0 0 5 0 0 3 0 10
2Lap
sec 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
0 0 0 0 0 1 0 1 2 0 4
total 14
13位(3point)
6secと9secです。
9secはなんとか克服できるとして、まったくできそうもないのが6sec。
滑る斜め丸太がまーーーーったくできない。
匠さんから、
「1lap目の10点を2lap目の4点に抑えられるはずだ。甘い。
うーたんの弱点(動きが弱い)を克服しないと。」と、
ポイントゲットなんて眼中になさげで、匠さんらしい大きな世界観のアドバイス。
浮かれてられないなと気を引き締めるのでした。。。
まるでだめお動画集 反省を次回にイカすぞ!こんちくしょー。
https://www.youtube.com/watch?v=ZhLf_YUff5c&feature=youtu.be
3:40(1sec)
https://www.youtube.com/watch?v=aN5TdBctGs4&feature=youtu.be
7:30(5sec)
13:21(6sec)★
22:50(8sec)
https://www.youtube.com/watch?v=WY6phEwLeBk
9:06(9sec)★

今回の大会で、人の協力のありがたみをすごく感じました。
基本、自分だけで戦うのは大前提。
その上に人の協力というものがあるんだなぁと。
ディレクターという職業柄、自分では手を動かさない。
司令塔という役割は、手を動かしてしまうと、別のところが動かなくなってしまう。
相手を信じ仕事を託す。それを俯瞰し上手くつなげて完成に持っていく。
いかに人の力を活かすか、活かせるかが課題だ。
若い頃は自分でなんでもこなすことが一人前だと思ってやってきた。
さらに人の仕事に対して自分の理想どうりにいかなくってやきもきしていた。
自分の理想が一番いいわけでもないのに、人に託せなかった。
仕事を通じてこういう所作がうまくなってきたのかもしれない。
トライアルも、人生も、一人ではうまくいかない。
もちろん実力は不可欠、だけど他人からの協力を自分の力と出来る人がさらなる上に行けるんだと思った。
合う合わないがあるからそれを見極めることもお互いにとって大事。
何事もトライ&エラー。コミニケーションや失敗を恐れてては勿体無い。


白井のみんな、
真壁のみんな、
トライアルの友達も、
エンデューロの友達も、
20年も前からのバイク仲間も、
山崎家はもちろん、
石川さん、
よしろー家、
小川家、
世界の匠さん省造さん、IASにまで気にしてもらってるってどんだけ幸せなんだ…。。。
ただのNBなのに。
背負うと重いから、自分に集中。
私の目標はNAではなく、違うところにある(らしい…)
こっからだ、やるぜっ。(怪我には注意ねん)