「腰が低い!」
えぇぇえええ!??
どういうこと??!(? ?)
聞いた瞬間、もうまったくわからんちん。
白井スクールで聞いたことと逆。
混乱する私。
ここでひるんではいかん!
勇気を出して聞け!聞くんだ!(心の声)
匠校長「あぁ、それは腰砕けになってるんだよ」
「腰砕け」
ただ膝が入っていてステップに荷重を掛けてない状態のことを言うらしい。
前回、もてぎから「膝を入れたい」という一心で、膝を曲げ、腰を落とし気味にしていて、
校長から「うーたん下手になった」と言われ、そもそも下手なので、
さらに腰を落とし膝を曲げる意識をしてたら、注意された一言。
これがあったから言われたし、言われてよかった。
次につながった。
「爪先立ち」
ステップの前の歯につま先で立て。と言われ、
そりゃ前から言われてんじゃん、ステップは「つま先で乗る」。
やってるよ、ずっと前から。。。
と思ってたら大間違い!!甘かった。
匠校長「違う、もっと前!もっともっと!!腰を高く!」
え”?
匠校長「ステップはその荷重そのままで、そっから引く、そして飛ぶ」
言われた通りやってみる…
おぉぉぉお!
とリアサスのバネの感覚が足裏に伝わって、浮いてる感!
あぁぁ!これか!
今までと全然違う感覚に歓喜。
と、私がわかったっぽい走りをしていると校長の手がイイネ!マーク。
だけど、いっつもできるわけではなく、超不安定。
できたり10%、できなかったり90%。
だた、0ではなく1ではあるから掛け算するための練習をしたい。
匠校長は人とバイクの変化にすぐ気づいてくれる。
いろんな先生に教わったけど、やっぱり柱は匠校長なのかなと…。
ただ、私は私。答えは結局自分が探すしかない。
考えながら、模索しながら、自分の中で先生たちの思想をミックスして自分の走りを磨いていきたい。
「アクセルの開けが遅い」
後半はプラグかぶりで超遅くなってたっぽく、
プラグ変えたら、開けが早すぎになってしまって体遅れること数回…岩から落ちる。
必要量をちゃんとわかってないと、それだけ開けるってことができなくて、
それがわかってないから、マシンに自分を合わせることができず、
試行錯誤。
今回マシンを定期メンテとしてずっと前から亮さんに予約してたからよかった…。
今年一年は怪我から始まり、走るフィールドに白井が追加され、多くの先輩たちに出会い、いろいろ教えてもらった。それを吸収できたのか、変わったのか、うまくなったのかは微妙だけど、人のつながりという土台を作ったことは間違いなく、シンプルに練習していきたいなと純粋にそれだけを思える状況になった。
今年のアカデミーは終了。年明けの一回で終わりだ。
そしたらすぐ選手権。もうはじまっちゃう。
できることは挑戦していこう〜。
それにしても、体が辛い…。
夜は火照って体が悲鳴あげてて寝汗がすごくて寝られないし、
打ち付けた腰は痛いし、ハンドルに当てた腰骨はアンドロメダだし、ヨボヨボです。。。
なんでアカデミーだけはこんなにズタボロになるんだろ…。
http://tranpo.cocolog-nifty.com/tranpo/2005/06/post_c417.html
画像は2003年ごろの僕のライディングスタイルです。苦笑
腰を落とし膝が入っていても背筋の伸びてしまいハンドルに胸が付いてしまう勢いです。これだとリアのトラクションが抜けてしまいます。僕はこれを「ゴリラ乗り」と命名。
先輩からは「もっと骨盤を立てろ!」と指摘されました。
やり方は腰を後ろに引き、ハンドルと腕や胸の空間に大きなボールを抱えている姿勢をとります。匠さんは正にこの姿勢です。
最初のうちは振り幅が大きくて情けない恰好になりますが、そのうちに落ち着いてきます。
姿勢が良い人って、それだけで上手に見えてしまう。
どっちかってーと反対。真逆。
突っ立っちゃってる地蔵乗り。
さらに、腰を引いてリア荷重するので、膝が使えません。
腰の位置が高いまま引いてしまうと、そもそもそんなに引けないし、コントロールがまったくできない。
もともとそんなに悪いフォームではなかったのですが、
膝を入れることを意識したら悪いフォームになってたっぽく。
「腰高くしろ」と言われました。
>>ハンドルと腕や胸の空間に大きなボールを抱えている姿勢
これ、やってた弓道と同じなんです。
腕で俵を持ったような円弧を引き上げ、弓を引いていく(どっちかってーと押す】
そして、弓の握り方もグリップを握るのと通じてる。
だから手まめが少ないんだと思います。
ベタベタに握っちゃうと弓返りしないで、弦が顔と腕を轢いていきます。
これが痛いんだなー。
真ん中から後ろへゆっくり引き、
前にいく瞬間のRトラクションを使うから、
最初から後ろ乗りだとダメなんだ。
荷重は動いている時の方がかかる。(静荷重は体重分だけだから)
サスの伸び縮みを使わねばならぬ。