浪人の時に出会った友達に8年ぶりに再会した。

再会できたきっかけはmixi。
知っている人はmixi内にちらほらいるんだけど、ホリロ〜は浪人時代の話がわかる数少ない大切な仲間の一人。ともに一生懸命がんばりながら切磋琢磨した友達だ。みっけた瞬間、神のお告げ?で接触しなさいと言われたようだった。
ホリロ〜は心の中に柱がちゃんと立っていてポリシーがきちんとある。
そこから醸し出す雰囲気と作品はホリロ〜そのものだ。
ホリロ〜ワールドがきちんと出来ている。
どういう世界なのかは来年個展をするらしいのでそちらで味わってほしい。
ホリロ〜とは同い年の20代最後同士。
はじめて会ったのがまだ10代の頃だった。
1浪の頃、若い浪人達の中で遠巻きに存在を感じていて、いつの頃から話すようになったのかわからないけれど、その頃からホリロ〜の世界に引き込まれて行った。
こうしたいから、こうやる。かなりはっきりしている。
その中に答えがわからない悩みもあったと思うけれど、優柔不断の私はそのしっかりとした芯のある心に惹かれたんだと思う。
2浪3浪の年、彼女は浪人生活を続けて、私は多摩美に行って冬になると予備校に舞い戻る。その度に「ホリロ〜」とねだるように呼んで、まるでお母さんのように頼っていた。
私が悩んでいると、一緒に答えや考え方を悩んでくれた。
私は転学し、ホリロ〜は働く道に進んだ。
それでもホリロ〜は精力的に活動をしていた。グループ展をやったり本を作ったり。
そんな中、私も就職してから仕事中のホリロ〜とばったり出会った。
コーヒーをいつも買っていたKALDIで働いていたのだ!びっくりだ。
今ではKALDIをやめて額縁屋さんに努めている。
そして今日、一緒に藤田嗣治生誕120年展に行って来た。
それはまた別記事で。。。
と二人で感動したあと、お茶しようと場所を探すが、竹橋にあるわけがない。
メットを2つ持ってきたので、ドライブ。
どこにしようか?と考えあぐねて出てきたのがルヴァンのカフェ。
行ったらちょうど終わり間際だった。
仕方がないのでパンを買って下北に向かう。
そしてたまたまホリロ〜が行きたいと思っていたという和家具屋さんに立ち寄る。
[下北沢]アンティーク和家具 山本商店

和家具に包まれてニンマリのホリロ〜
お腹がすいてきた。
何が食べたいと聞かれて「肉以外、お腹に来ないもの」とオーダーしたら、
祖師谷大蔵にあるという。
祖師谷大蔵ってどこ?と城南方面はとんと地理感覚がない。世田谷通りといわれてもわからない。地図がない。まぁなんとななるさ、とバイクを走らせる。
そして到着したのが、
[祖師谷大蔵]自然食 キヨビスカ

普通の家の2Fを改造している、まったりムード漂う自然食のお店というより家。
感動したのがおしぼりが手ぬぐいだった。手洗いのいい匂いがした。
しかしご飯が終わってた泣

仕方なく、ここでは穀物コーヒー豆乳ラテをいただく。
イチジクやらなんやら自然素材を煎ったコーヒーと豆乳で出来た飲み物だ。
豆乳はあんまり好きじゃないんだけど、好きになりたい。
何度かトライするがことごとくダメだった。けれどここの豆乳ラテは美味しかった。
砂糖は入れてないんだけど、そのおかげで豆乳の豆のおいしさが味わえた感じ。
もしかして豆乳が飲めるようになるかも…
お腹がすいた〜ウルトラマン通りを探し歩く。
そしてやっと、ホリロ〜が行ったことがあるという魚料理の店に入った。
おいしいお魚を食べながら会ってなかった8年の事やらこれからの事やらいろいろ話した。
彼女が言うには、20代は何もできずに過ぎ去ってしまったらしい。
それは私には意外なことだった。
お互いこれから意味のある何かをやっていきたいと思っている。
また切磋琢磨する時期なのかも。
そしてこの再会は絶対意味があるものだと思った。
これからのために見つけたサイトを載っけておこう。
自然食ガイド